皮膚病は皮膚の病的変化であり、実にたくさんの種類があります。
原因もさまざまで、外的因子によるもの、内的因子によるもの、加齢によるものなど、極めて多様です。なかにはまだ原因のつかめていない疾患も、しばしば存在します。そのため、決定的な治療法が無く、根気よくつき合っていく必要のある慢性疾患も少なくありません。しかし、適切なスキンケアと軟膏などによる外用療法、内服療法、生活習慣の見直し等を行うことによって、より良い状態を保つことができます。
私は内科医ですので、もちろん皮膚科専門医と同一の治療は出来ません。一方、皮膚科を受診する患者の約85%は頻度の高い20疾患と言われております。(梅林芳弘/編、羊土社、皮膚診療が出来る!診断と治療の公式44)
内科を受診される患者さんで併せて発疹を有する方の、皮膚疾患の重症度の低い方の治療を担当させて頂き、場合によっては皮膚科専門医を紹介するようにしております。