こじま内科クリニック 内科・消化器内科・糖尿病内科・アレルギー科・皮膚科

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皮膚科

皮膚科

皮膚病は皮膚の病的変化であり、実にたくさんの種類があります。
原因もさまざまで、外的因子によるもの、内的因子によるもの、加齢によるものなど、極めて多様です。なかにはまだ原因のつかめていない疾患も、しばしば存在します。そのため、決定的な治療法が無く、根気よくつき合っていく必要のある慢性疾患も少なくありません。しかし、適切なスキンケアと軟膏などによる外用療法、内服療法、生活習慣の見直し等を行うことによって、より良い状態を保つことができます。

私は内科医ですので、もちろん皮膚科専門医と同一の治療は出来ません。一方、皮膚科を受診する患者の約85%は頻度の高い20疾患と言われております。(梅林芳弘/編、羊土社、皮膚診療が出来る!診断と治療の公式44)
内科を受診される患者さんで併せて発疹を有する方の、皮膚疾患の重症度の低い方の治療を担当させて頂き、場合によっては皮膚科専門医を紹介するようにしております。

かぶれ

皮膚に直接触れたものが原因となって起こる炎症や湿疹をかぶれ(接触性皮膚炎)と言います。原因となる外的刺激が特定されている場合に、こう呼ばれます。原因が明らかな場合は通常、「うるしかぶれ」「おむつかぶれ」など、原因物質の名前を頭につけて称されます。
原因が明確にならない場合はパッチテストを行う必要がありますが、これは皮膚科専門医をご紹介いたします。

湿疹

皮膚科を受診される患者様に、とても多く見られる症状です。ブツブツや小さな水泡、赤みなどが混ざって現れ、痒みも伴いがちです。
原因として考えられるものには、自己免疫(自分自身に対する免疫反応)や食べ物アレルギー、ダニ、ハウスダスト、薬疹、ウイルスなどがあります。湿疹・かぶれなどは痒みを伴うことが多いため、ついつい掻いてしまいがちです。しかし、掻いて治ることは無く、むしろ掻くことによって患部を掻き壊してしまい、化膿や悪化を招き、患部が拡大してさらに痒くなる、という悪循環に陥ることが少なくありません。痒みや炎症を抑える薬を上手に使って、こうした悪循環を断ち切る必要があります。

じんましん

痒みの強い、丸っぽい形をし、わずかに盛り上がったみみず腫れが数分~24時間以内にできて消えていく皮膚疾患をじんましんと言い、4週間以内に治るものを急性じんましん、それ以上続くものを慢性じんましんと呼びます。じんましんの原因は、食べ物や内服薬、細菌やウイルスの感染など様々で、検査としては皮内反応や血液検査IgE RAST法、一般血液検査等を行います。しかし、慢性じんましんでは、原因が特定できないことが少なくありません。じんましんの治療には抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤などを使います。

水虫

水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が足の皮膚に入り込んで発症する疾患です。白癬菌の増えやすい夏に症状の悪化がよく見られるのが特徴で、足白癬は趾間型、小水疱型、角質増殖型に分類されます。
趾間型は、足指の間の皮膚がふやけたように白く濁り、痒くなるのが特徴です。冬は症状が治まりますが、夏になると再発し、2次的に細菌感染を併発しやすいタイプです。

小水疱型は、土踏まずや足の縁などに小水疱が多発します。これも夏に悪化し、痒みを伴います。角質増殖型では、足の裏から縁にかけての広い範囲で皮膚が厚くなり、冬のほうが、乾燥でひび割れ等を起こしやすくなります。治療は病態に応じて、塗り薬や内服薬を使います。

AGA、男性型脱毛

日本人で男性型脱毛症を意識している男性は1260万人、気にしている方は800万人と推計されています。治療薬のザガーロはその原因のジヒドロテストステロン(DHT)の濃度を低下させることで毛髪数を増加させます。自由診療になります。

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