当院では富士フィルムのIMMUNO AG1を2台有しております。この機械は発病後6時間までの早期の感度が高く、他社製品がまだ69%程度の反応しか示さない時期に84%以上の感度を誇る優れ物です。インフルエンザの流行時期の発熱から時間のたっていない時期での診断にきっと役立つものと思っております。
腹痛、咳、発熱、頭痛、インフルエンザ、肺炎、糖尿病、生活習慣関連(高血圧、高脂血症、肥満等)、貧血、喘息、肺気腫、不整脈、動脈硬化など内科一般の診察を行います。
次のような症状がある方はお早めにご相談下さい。
私が医学部を卒業した平成元年の頃は、今で言うC型肝炎ウイルスが丁度発見された年です。従いまして、ウイルスの性質も全く解明されておらず、治療も確立されていませんでした。それが、平成4年からインターフェロン治療が保険で受けられるようになったのです。
大学院ではC型肝炎ウイルスの遺伝子変異の研究で学位を取得しました。臨床面では平成5年から約700名以上の患者さんのインターフェロン治療に携わりました。以来平成28年まで、多くのC型肝炎の患者さん達の診断、治療に携わって来ました。インターフェロンはそれまで治らなかったC型肝炎を治癒させる点では画期的でしたが、発熱、倦怠感、脱毛等の副作用が辛く、最終的にはその治療を受けられた方の約80%の方が治るようにはなりましたが、ご高齢の方には向いていませんでした。平成26年からは経口薬のみでC型肝炎が治癒する時代となり、今ではインターフェロンは殆ど使われなくなりました。辛い副作用なしで、約95%の方が治るようになっています。
このように私はC型肝炎の治療の歴史を熟知しておりますので、安心して治療を担当させて頂ければ幸いです。併せて、B型肝炎の経口薬治療の経験も豊富ですので、B型肝炎の患者さんもご安心下さい。ウイルス性肝炎の治療を担当するということは、その他の肝炎の診断がきちんと出来ないと困ります。自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変(2016年からは原発性胆汁性胆管炎と呼び方が変更された)の診断と治療に関しても十分な知識と経験を有しておりますので、ご安心下さい。
このように肝疾患全般の詳細な知識と経験を有しておりますので、日本肝臓学会の専門医を長く有し、前勤務地までは指導医も勤めておりました。個人の開業医では指導医は名乗れませんが、肝疾患の患者さんは安心してご通院下さい。
鼻や喉に感染がおこり炎症を起こします。症状は、咳、鼻水、鼻づまり、軽いのどの痛みや発熱等で原因の9割以上がウイルスによるものです。
また、しっかり治さないとその後、気管支炎や肺炎に進行する場合もありますので、治ったと思って無理をせず、しっかり完治するまで来院されることをおすすめします。熱を含めた症状の経過をしっかり観察することが大切です。
風邪とインフルエンザは症状も原因もはっきり異なります。
当院では富士フィルムのIMMUNO AG1を2台有しております。この機械は発病後6時間までの早期の感度が高く、他社製品がまだ69%程度の反応しか示さない時期に84%以上の感度を誇る優れ物です。インフルエンザの流行時期の発熱から時間のたっていない時期での診断にきっと役立つものと思っております。
血圧が高い状態が続く事で血管の壁に圧力が掛り、その結果、血管を傷めて次第に血管が硬くなり動脈硬化へとつながります。高血圧の原因は特定されていませんが、遺伝的要因と食生活(塩分の高い食事)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、または運動不足や精神的なストレスなどの環境的要因が重なって引き起こされると考えられています。
血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多い為に引き起こされる疾患です。
これらの余分な脂質は、動脈の壁にくっついて血管を硬く狭くしていずれ動脈硬化を引き起こします。コレステロールには善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があり、善玉コレステロールは細胞内や血管内の余分な脂質を肝臓に戻す働きがある為、悪玉コレステロールを減らすことに役立っています。高脂血症の主な原因は食生活(カロリー過多)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、運動不足が考えられます。
当院院長は全国でもまだ珍しい日本骨粗鬆症学会認定医となりました。茨城県内では20人のみです。しかも、内科医で認定されている医師はごくわずかです。骨粗鬆症に関してご心配のことはご気軽にご相談下さい。
骨粗鬆症はWHO(世界保健機関)によって以下のように定義されています。
「骨粗鬆掻は、低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、骨の脆弱性が増大し、骨折の危険性が増大する疾患である」
このように、骨粗鬆症は疾患であり、骨折を生じるにいたる病的過程であり、骨折は結果として生じる合併症の一つであるとしました。
低骨密度、骨密度と独立した因子である既存骨折、喫煙、飲酒、ステロイド薬使用、骨折の家族歴、運動不足、生活習慣病
これらの因子に思い当たる方は骨粗鬆症か否かの早期の診断が必要です。
40歳以上の近年の調査から骨粗鬆症の有病率は腰椎の場合、男性3.4%、女性19.2%(男性80万人、女性560万人)、大腿骨頚部は男性12.4%、女性26.5%(男性260万人、女性810万人)と推計されております。部位により男女差の程度は異なるが、いずれも女性が多いとの結果になっています。大腿骨頸部骨折はまだ増え続けています。他の先進国ではとっくに対策がなされ、減少に転じていることと大きく異なり、わが国での早急な対策の充実が望まれています。
骨粗鬆症の成因には、先天的な素因、閉経に伴う性ホルモンなどの内分泌代謝の異常、栄養や生活様式などの環境要因が関与するといわれています。また、特定の疾患や薬物治療などに伴い、二次性骨粗鬆症が発症する。個々の患者さんに合わせた予防、診断、治療が必要であると考えられています。
骨密度の低下と骨質の劣化により、骨強度が低下するとされています。骨密度は少年期から思春期にかけて高まり、最大骨量を迎え、成人期以降、加齢、閉経に伴い骨密度は低下します。骨質は、骨の素材としての質である材質特性と、その素材を元に作り上げられた構造特性によるとされています。もっとわかりやすく表現すると、骨密度は、硬さ、骨質はしなやかさ、となります。硬さとしなやかさの両方のバランスがとれていないと、骨全体の強さの減弱につながります。
骨強度を規定する骨密度と骨質に影響を及ぼす様々な因子がいずれも加齢に伴って悪化することにより、骨粗鬆症が発症し、進行します。骨粗鬆症は生活機能の質を低下させるだけではなく、長期的には骨折の有無にかかわらず死亡リスクを有意に上昇させることがわかっています。
腰背痛などの既往者、検診での要精検者などを対象に原発性骨粗鬆症の診断手順に従って進めていきます。ここで重要なのは①医療面接(病歴の聴取)、②身体診察、③画像診断、④血液・尿検査(骨代謝マーカーの測定を含む)、⑤骨評価(骨密度測定、脊椎エックス線撮影)です。
骨吸収抑制薬、骨形成促進薬を主に使用して治療します。具体的には、アレンドロネート、リセドロネート、デノスマブ等の経口薬、注射薬で治療するようになります。個々の患者さんの状況によって選択する薬剤が変わりますので、ご相談ください。
以上、骨粗鬆症につきましてごく簡単に解説いたしました。私は自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎(肝硬変)の方々の治療を多く担当して参りました。このご病気の方たちは骨粗鬆症の合併が多いことは知られております。従いまして骨粗鬆症の治療は多く経験しておりますので、骨粗鬆症がご心配な方は安心してご相談ください。
項目 | 健診内容 | 金額 |
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簡易健診 | 身長・体重・血圧・腹囲 | ¥6,000 (税込¥6,480) |
視力(左・右) | ||
聴力(左・右) | ||
尿検査 | ||
胸部レントゲン | ||
法定一般健診 | 身長・体重・血圧・腹囲・BMI | ¥12,000 (税込¥12,960) |
視力(左・右) | ||
聴力(左・右) | ||
尿検査 | ||
採血 ・貧血検査 (血色素量・赤血球数・白血球・ヘマトクリット) ・肝臓機能検査(AST・ALT・γ-GTP) ・血中脂質検査(LDL・HDL・中性脂肪) ・血糖検査 |
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心電図 | ||
胸部レントゲン | ||
その他当院で 出来る検査 ※その他検査 ご相談ください。 |
便潜血検査 | |
胃カメラ(鼻・口)※検査前採血があります | ||
大腸カメラ ※検査前採血があります | ||
腹部超音波検査 (肝臓・胆のう・腎臓・膵臓・脾臓) |
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頸部超音波検査 | ||
採血 <肝炎ウイルス検査> <腫瘍マーカー検査> ・PSA(前立腺ガン) ・AFP(肝ガン) ・CEA・CA19-9(消化器系ガン) <リウマチ検査> ・抗CCP抗体・MMP-3 |